『日本の美・発見X 躍動と回帰 ―桃山の美術』(出光美術館)


率直に言うと陶器には興味が無い。と言いながら感動するのが常である。
日比谷駅から地上に上がると雨が降っており、帝国劇場の前には女性が群がっていた。
アイドルグループの舞台があるらしい。僕も同じ男だが見向きもされず通り抜け、出光美術館へ。
エレベーターの前に、エレベーターガールならぬエレベーター爺さんがいて、高級感を感じた。
展示物の説明文が非常にわかりやすかった。日本の陶器は『うしろ向き』の創造で「歪み」「割れ」「染み」が美とされる。綺麗に完成出来たはずなのに、敢えて歪ませ、作者の存在を残すという、なんとも儚い考え方に感動した。それが顕著に表れていたのは『黒織部亀甲文茶碗』で最も美しいと思った。
会場を出ると雨に打たれた皇居が見える。それを眺めながらサービスの温かい煎茶を飲んだ。

おススメ度:★★★☆☆

『出光美術館』
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
TEL: 03-5777-8600
http://idemitsu-museum.or.jp/



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